きつねうどん 今井本店@道頓堀
最近は大阪でも讃岐風のうどんが幅を利かせているが,久しぶりに本物の大阪うどんが食べたくなって道頓堀まで出掛ける。大阪うどんの有名店と言えば何軒かあるが,そのうちの一つ「道頓堀 今井 本店」。

「きつねうどんとささ巻ずし(わらび餅付)」\1,188(税込)。大阪うどんと言えば「きつねうどん」。で,うどんだけでは寂しいのでセットにする。うどん用とわらび餅用に割り箸が2膳付いてきた。うどん用の割り箸は老舗らしい立派なもの。

「きつねうどん」,正調大阪語では「けつねうろん」か。レンゲがなかったので,取り敢えず,お出汁をデッド飲み。あっさりとした中に深い旨味が広がる。「北海道産の天然昆布と九州産のさば節とうるめ節を使用」とあるが,正統派の上方のお出汁。
出汁に浮かんだ揚げさんをつまみ上げかじる。上品な甘味の薄味で,甘過ぎず下卑に堕ちない。

で,麺をいただく。つるりと喉を通る,柔らかくでも芯にコシのある優しい麺。讃岐の剛麺のウンチクを語るのもよいが,やはり大阪うどんのこの優しい食感が好きだ。
更に卓上の一味を加えてみたが,柚子の香りが広がり,一味の刺激も趣が変わってまたよろしい。うどんを頂いた後で,残ったお出汁をまたデッド飲み。

上の写真はセットの「ささ巻ずし」。こちらも,普段食べる駅弁の奈良の柿の葉寿司よりも上品な味わいに仕上げられている。

〆は「わらび餅」。これも手が抜かれていない本物。
と,書き連ぬれば褒め過ぎのようだが,「道頓堀今井」で頂いているという雰囲気も含めて,確かに旨い。

実はビルなんだが,一見老舗風の店構え。猥雑な道頓堀商店街の中ではここだけ空気が違う。
道頓堀 今井 本店
アクセス: 各線難波(なんば)駅下車。地下鉄御堂筋線駅構内の北の端にある14号出入口より御堂筋を北へ2筋目,道頓堀橋南詰が道頓堀商店街の入口。東へ右折し,戎橋南詰の「かに道楽」本店前を過ぎ,しばらく先商店街の南(右)側,「中座くいだおれビル」の向こう隣り。徒歩5分ほど(人通りの混み具合による)。
住所: 大阪市中央区道頓堀1丁目7番22号
電話: 050-5570-5507 / 06-6211-0319
営業時間: 11:00~22:00(L.O.21:30)
定休日: 水曜日(祝日の場合は営業)
喫煙: 分煙(昼食時間帯は夕方まで禁煙)
リンク: ホームページ ぐるなび 地図
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「きつねうどんとささ巻ずし(わらび餅付)」\1,188(税込)。大阪うどんと言えば「きつねうどん」。で,うどんだけでは寂しいのでセットにする。うどん用とわらび餅用に割り箸が2膳付いてきた。うどん用の割り箸は老舗らしい立派なもの。

「きつねうどん」,正調大阪語では「けつねうろん」か。レンゲがなかったので,取り敢えず,お出汁をデッド飲み。あっさりとした中に深い旨味が広がる。「北海道産の天然昆布と九州産のさば節とうるめ節を使用」とあるが,正統派の上方のお出汁。
出汁に浮かんだ揚げさんをつまみ上げかじる。上品な甘味の薄味で,甘過ぎず下卑に堕ちない。

で,麺をいただく。つるりと喉を通る,柔らかくでも芯にコシのある優しい麺。讃岐の剛麺のウンチクを語るのもよいが,やはり大阪うどんのこの優しい食感が好きだ。
更に卓上の一味を加えてみたが,柚子の香りが広がり,一味の刺激も趣が変わってまたよろしい。うどんを頂いた後で,残ったお出汁をまたデッド飲み。

上の写真はセットの「ささ巻ずし」。こちらも,普段食べる駅弁の奈良の柿の葉寿司よりも上品な味わいに仕上げられている。

〆は「わらび餅」。これも手が抜かれていない本物。
と,書き連ぬれば褒め過ぎのようだが,「道頓堀今井」で頂いているという雰囲気も含めて,確かに旨い。

実はビルなんだが,一見老舗風の店構え。猥雑な道頓堀商店街の中ではここだけ空気が違う。
道頓堀 今井 本店
アクセス: 各線難波(なんば)駅下車。地下鉄御堂筋線駅構内の北の端にある14号出入口より御堂筋を北へ2筋目,道頓堀橋南詰が道頓堀商店街の入口。東へ右折し,戎橋南詰の「かに道楽」本店前を過ぎ,しばらく先商店街の南(右)側,「中座くいだおれビル」の向こう隣り。徒歩5分ほど(人通りの混み具合による)。
住所: 大阪市中央区道頓堀1丁目7番22号
電話: 050-5570-5507 / 06-6211-0319
営業時間: 11:00~22:00(L.O.21:30)
定休日: 水曜日(祝日の場合は営業)
喫煙: 分煙(昼食時間帯は夕方まで禁煙)
リンク: ホームページ ぐるなび 地図
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